【3班 (交通・物流班)のグループワーク報告】

 3班では、今回のテーマ『未来志向のまちづくり2050~東京におけるモデルスタディを通じて~』に於いて交通・物流をキーワードとして現地視察を含めての4回のグループワークにより議論を進めてまいりました。
 第1回ワーキングは、自己紹介を交えながら各々が考える未来の都市像とまちづくりを発表し合い、交通・物流をキーワードとしたグループとしての未来像を膨らませるワーキングとなりました。未来という漠然としたテーマと「交通と物流」という2つのキーワードに対して、なかなかメンバーの統一イメージがまとまらない中、人の移動に於いて大きなボリュームである『通勤』というキーワードが出ました。『痛勤』とも呼ばれることのある通勤問題の解決をはかるべく『楽しい通勤』をテーマにまちづくりを考えました。また、モデルスタディの街として複数路線が乗り入れており通勤乗降客数の多い新橋駅周辺を選定しました。
 第2回近郊視察はTEPIA先端技術館で実現可能な未来技術に触れ、未来へのイメージを膨らませたのちに、新橋駅周辺を視察しました。地下鉄から地下街を通じて汐留エリアへ抜け、重層的に重なる都市構造を体感できました。浜離宮庭園脇の運河と高層ビル最上階から俯瞰して見る勝どき~築地~新橋~虎ノ門方面への環状2号線アクセスに鉄道路線のみではない、この地域のアクセス性の可能性を見出し、またオープンスペースで行われているイベントにもイマジネーションの刺激を受け、次回のワーキングへ繋がるヒントを得る有意義な現地視察となりました。
 第3回ワーキングでは視察の成果を得て、3次元的な街の構造、水・陸・空といった様々な移動手段の可能性に、第1回目で掲げたテーマ『楽しい通勤』に相応しいイベント性・仕掛けを加味した、楽しい通勤ができる未来の新橋のイメージ素案を作りあげました。
 第4回ワーキングでは案をよりブラッシュアップし、近隣・国内はおろか宇宙エレベーターによる国際拠点としての可能性をも示唆した、未来の新橋像を掲げるに至りました。
 現実論の延長線だけでは停滞してしまいがちな発想や発展の可能性を、未来の都市・まちづくり像として掲げられたことは若手フォーラムならではの良い着地点であったと思います。

議論・現地調査写真

藤田 栄浩   東日本旅客鉄道株式会社
町田 章人   株式会社世界貿易センタービルディング
田中 大樹   東急不動産株式会社
加藤 慎也   新日鉄興和不動産株式会社
服部 将弘   東京ガス株式会社
冨田 正人   一般社団法人首都圏不燃公社
野口 紗英子   西松建設株式会社
高橋 麻理   株式会社日建設計
(実行委員)
阪田 俊満   大和ハウス工業株式会社
齋藤 圭太   株式会社タカハ都市科学研究所
永田 康太郎   相鉄不動産株式会社

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