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一般社団法人 再開発コーディネーター協会
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合格者の声
    再開発プランナー試験に合格して
<協会機関誌「再開発コーディネーター2017 186(3月15日号)より抜粋>

「受験記」

ふどう総研株式会社 臼井 裕

 しばらくこの業界から離れていたため、かつて持っていた再開発プランナーの資格が蒸発してしまいました。そこで今回、受験することになった次第です。誰かが言ったのを聞いたのか、書いたものを読んだのかは忘れてしまいましたが、試験に受かるコツは、「試験を受けること」とのこと。
 受験を思い立った春ごろ、「ならば」ということで試験会場に行って、座席に座ることに目標を低く設定。などとはちょっと言ってみただけで、密かに「まだ時間もあるし、過去の問題もやって、チクジョー解説にも目を通し…」と、完璧な受験態勢への目論見を立てていました。
 ところが、「あっ、申込みは?」と思い出した時には、すでに申込期間の終了間近。受けるかどうかやや真剣に悩み、「申し込まなければ受験できない」と思い直して、申込書を送付。ついでに会報『再開発コーディネーター』を引っ張り出して、過年度の問題をコピーしました。
 ただ、このやる気らしきものは、前年の学科試験の10問ほどに目を通したところで、早くも枯渇。そのまま7月下旬までそのコピーを手にすることはありませんでした。
 さすがに試験まで1カ月を切ると、実技試験の問題を解いてみたのですが、「こんな問題できるわけない」。そこで、実技試験はやさしそうな問題から3問は仕上げる、学科試験は出題数の多い範囲のみを勉強するという現実的かつ生活感に満ちた方針に宗旨変えしました。
 そして、その方針に従い、試験当日は判らない問題、解いていない問題にも丁寧にマークシートのそれらしい部分を塗りつぶすことができるという大成果。たぶんそのおかげで合格。基本と応用とハッタリ。
 今後ともご指導ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。


「地方都市のまちづくりに」

アルファコート株式会社 樋口千恵

 一昨年の8月末、涼しい札幌から猛暑の東京へ出向いた私は、渋谷フォーラム8のエントランスホールで呆然と立ち尽くしていました。その前年に失敗した私は、この年は仲間内に告げずに受験したため、例年8月最終日曜日に設定される受験日が、この年だけ前倒しになっていたことに気付かなかったのです。
 私が所属する会社は、地域の不動産開発を担うディベロッパーを目指して12年前に設立されました。分譲マンション開発、賃貸レジ開発および証券化からスタートし、商業開発や複合開発、そして地方都市での再開発事業を手掛けています。
 北海道では札幌中心部を除く多くの地域で空洞化が進み、リフォームやコンバージョンでは再生不可能な状況の市街地が多くみられます。特に、地方都市の大型商業施設跡の再生においてコンパクトシティを目指し、街なか居住人口を増やすとともに地域産業を発信する店舗などによって活性化を図るには、法定再開発や優良建築物等整備事業による再開発手法が大変重要な手段となっております。弊社はこのような事業を個人施行で推進する役割を担っております。
 受験勉強では、札幌市内で通学可能な講座がなく、さらに家庭の事情により勉強時間を確保することが困難だったため、北海道庁HPから『市街地再開発事業における法的流れ』というページを拡大出力し、その中に『再開発プランナー知識大全』の出題項目のうち、自分の弱点箇所をとことん書き込むという作業を重ねました。これは、試験の直前に“この1枚だけ眺めれば良い”という安心感にもつながりました。
 地方都市のまちづくり担当部署の方とお話をする機会が多いため、受験勉強を通して再開発事業の基礎知識や全体フローを理解することができたことは、コミュニケーションツールとしても役立っています。
 冒頭のとおり、再受験へのモチベーションを失った私の失敗談に涙を流しながら耳を傾け、そして励ましてくれた周囲のみなさまに感謝し、この資格を役立てる所存です。